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カルロ・ゴルドーニ邸は15世紀に建てられ、14世紀末から15世紀初頭のヴェネツィア市民建築の典型的なレイアウトと要素を今に伝えている。
当初はリッツィ家が所有し、その後、ゼンターニ家またはチェンターニ家に渡り、芸術・文学のアカデミーとしても栄えた。17世紀末には、カルロ・ゴルドーニの父方の祖父で、モデナ出身の公証人カルロ・アレッサンドロがこの地に居を構えた。
ゴルドーニ一家は1719年までこの家に住んでいた。1914年、ヴェネチアの著名な学者アルド・ラヴァがこの家を買い取り、イタリアの演劇芸術全般を扱う美術館にしようと考えた。しかし、このプロジェクトは戦争のため中止された。1931年、宮殿はヴェネツィア市議会に寄贈され、修復された後、ゴルドニアーノ美術館として一般に公開されることになった。