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Prins Eugen's Waldemarsuddeはスウェーデンで最も人気のある美術館のひとつで、ストックホルムのユールゴーデン(Djurgården)に美しく建っている。この美術館は、オイゲン王子(1865-1947)の住居として1903-1905年に建てられた本館と、1913年に増築されたギャラリー棟で構成されている。建築家フェルディナンド・ボバーグが、オイゲン王子との緊密な協力のもと、両方の建物を設計した。オスカル2世とソフィア王妃の息子であるオイゲン王子は、当時を代表する風景画家だった。また、重要な美術品コレクターでもあり、スウェーデン文化界の中心人物でもあった。
邸宅の1階では、オイゲン公の邸宅の共有スペースを見学することができ、当時のまま保存されている。建物の上階とギャラリーでは、所蔵品や企画展の作品が展示されている。これらの展示には、現代アーティストやオイゲン王子と同時代のアーティストの作品も含まれている。王子の美しい公園と庭園には彫刻が点在している。